医療・看護安全相談窓口
医療・看護安全相談窓口のご案内
看護職の皆さんの医療・看護安全対策に関する質問や相談をお受けします。医療・看護の安全を確保するための具体的な情報の提供・助言等もいたします。
また、医療事故が発生した場合の対応及び看護職の支援についても相談をお受けしております。公平で中立的な立場で対応し、相談者の問題解決を支援します。回答にはお時間をいただく場合があります。あらかじめご了承ください。ご連絡をお待ちしております。
主な相談内容
- 指示出し、指示受け
- 患者誤認防止
- 誤薬の防止
- 転倒転落の防止
- 医薬品・医療機器の安全使用
- 医療事故発生時の対応
- 医療・看護に関する苦情や相談
相談窓口
お電話でのお問い合わせ、または直接ご来館頂いてもどちらでも可能です。
- TEL:088-631-5544
- FAX:088-632-1084
- 時間:平日9:00~16:00
- 相談受付者:徳島県看護協会担当

医療・看護安全相談例
- 新人看護師です。医師への報告や看護師間の申し送りがうまくできず悩んでいます。プレッシャーや緊張があります。アドバイスをお願いします。
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報告や申し送りは、結論から端的に伝え、必要な情報を整理したメモを活用するとわかりやすく伝えることができます。
結論→背景→評価→提案の順で簡潔に報告するコミュニケーション技法<SBAR>を活用してみてください。緊張は自然なこと、完璧ではなく「必要な情報を簡潔に伝える」ことに集中することをおすすめします。
SBAR(エスバー)は、医療や介護の現場で使用される情報伝達のフレームワークです。SBARは以下の4つの要素から構成されています。- S(Situation): 現在の状況
- B(Background): 背景情報
- A(Assessment): 評価
- R(Recommendation): 提案
ポイント:結論から伝える
- まず「何をしてほしいか」を明示することで、相手は判断しやすくなります。詳細や背景は後から補足する流れにすると、報告が短く整理されます。
ポイント:情報整理とメモ活用
- バイタルサイン、経過、検査や処置の結果、注意点などを5W1H(誰・何を・いつ・どこで・なぜ・どうした)で整理すると、必要な情報が漏れにくくなります。
ポイント:積極的な相談と報告
- 不安がある場合は、躊躇せず先輩や上級医に相談する。
- 緊急時も迷ったら報告し、複数人で状況を共有することで正確な判断につながります。
- 患者さんに実害はなかったのですが、点滴の速度設定を間違えてしまいました。すぐに気づいて修正したのですが、これくらいの内容でもレポートを出すべきでしょうか?「仕事ができない人」と思われないか不安です。
- すぐに気づけたことはとても素晴らしいことですね。ぜひインシデント報告書を提出して共有しましょう。インシデント報告書は「犯人探し」のためではなく、「システムの弱点」を見つけるためのものです。実害がなかった事案(ヒヤリハット)こそ、宝の山です。あなたが気づけたポイントを共有することで、他のスタッフが同じミスをすることを防げます。
「ラベルが見えにくかった」「ポンプの操作性が複雑だった」など、状況を客観的に記録してください。組織全体で医療安全文化の醸成を図っていきましょう。
- 小さい頃から憧れていた看護師として働き始め、うれしい反面、仕事していく中で注意しなければならないことがたくさんあることも分かっています。患者さんに注射や採血を実施する時に、針刺し事故が起きないか不安です。もし、自分が針刺し事故を起こしてしまったらと考えるととても怖く、看護師として仕事を続けていけていけるのだろうかと不安です。針刺し事発生時の対応について教えて下さい。
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看護師の約70%が職業経験中に針刺し事故を経験しています。推定、年間約6万件の針刺し事故が発生しています。
針刺し事故の主要原因
- 針使用中の事故
患者に針を刺す際、採血・点滴中の患者の体動、不適切な器具の持ち方など
- 針使用後の事故
リキャップ時(最も多い)、廃棄容器への破棄時、針の分離作業時、清拭・片付け時など。
針刺し事故防止策としては、使用済み針はリキャップしないこと、安全機能付き注射針・採血針の使用、廃棄容器の適切な使用などです。また、作業スペースの整理整頓、十分な照明の確保、急がない・慌てない、疲労時は無理をしないことも重要です。もし、針刺し事故発生時は、まずは十分に流水で洗い流し、所属長へ報告して下さい。自施設の感染対策マニュアルを確認して頂き、マニュアルに沿って対応をお願いします。

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