看護師職能委員会の活動
看護師職能委員会の活動
看護師職能委員会は、看護師職能が抱えている問題を明らかにし、解決のための検討を行いながら、質の高い看護が提供できるよう、看護師を支援することを目的として活動しております。
看護の提供は病院内にとどまらず、様々な領域において必要とされています。そして、少子・超高齢化社会が加速する中、今後ますます看護の力が求められるようになります。このような状況の中、本委員会は、看護現場の問題や課題に取り組むため、「病院領域」(領域Ⅰ)と「介護福祉関係施設・在宅等領域」(領域Ⅱ)の2つのグループを立ち上げ活動を行っています。
令和4年度活動計画
- 全世代型地域包括ケアにおける看護機能の強化
- 専門性を高める生涯教育の推進
- 健康で安全に働き続けられる職場環境作り
- 社会の期待に応えられる地域活動
- 本会の目的を達成するための基盤整理
令和3年度活動内容
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看護職の専門性の強化
看護師職能(領域Ⅰ)交流集会・研修会(令和3年9月12日)
「COVID-19を正しく理解する ~入院生活からその後の生活を考える~」- 講師:
- 徳島県立三好病院 院長 住友正幸 先生
同 病棟師長 小﨑直美 先生
今回の研修では、COVID-19の治療や療養、感染患者に関わる環境要因まで幅広く情報提供いただきました。実際の現場が感じる不安や負担はもちろんですが、厳しい環境にあってもそれぞれの患者さんに向き合い最善のサポートをする姿勢やチーム力に感銘を受けた研修でした。
参加者:会場6名 オンライン参加84名
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職能領域を超えた連携とネットワーク強化
支部・三職能合同集会・研修会(令和3年11月23日)
「記録があなたを救う~事故発生時の看護記録~」- 講師:
- 公益社団法人日本看護協会 参与・看護師
土肥法律事務所 弁護士 友納理緒 先生
私たち看護職が、判断と実施した行為を記録する「看護記録」の重要性と、万が一の事故発生時に証拠となる看護記録のポイントについてお話ししていただきました。日常よくある事例を通して、具体的に説明していただきましたので、明日から実践していける研修内容であり高評価でした。
参加者:会場 66名 オンライン参加 76台(166名)
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あらゆる看護領域で働く看護職との連携強化
看護師職能(領域Ⅱ)交流集会・研修会(令和4年3月12日)
「新型コロナとの闘いは病院だけじゃない!~看護職に何が求められるのか~」- 演題1
- 講師:東部保健福祉部〈徳島保健所〉
感染症・疾病対策担当 課長 浦西由美 先生
- 演題2
- 講師:AWAナース 村上香奈子 先生
- 演題3
- 講師:訪問看護ステーションてとてと徳島
管理者 竹内永子 先生
COVID-19は、この2年間私たち看護職の働き方にも大きな影響を与えました。それは、病院のみではなく、施設や在宅においても看護職は重要な役割を果たしています。今回の研修会では、実際の現場の状況やご苦労をお話しいただき、「様々な立場で看護職が役割を果たしておられることがよく分かり勉強になった」、「タイトル通り自施設だけではないと痛感した等の意見も聞かれ、交流会に参加して良かった」という意見が多く聞かれました。今後も医療・看護・介護・福祉とあらゆる場面で必要な情報が共有できるよう交流会を開催したいと考えます。
参加者:会場6名・オンライン参加24名
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日本看護協会職能委員会との協力・連携
2021年度全国職能交流集会参加
令和 3年 6月10日(WEB)2021年度第1回全国看護師職能委員長会Ⅱ 介護・福祉関係・在宅等領域参加
令和3年7月7日(WEB)2021年度第1回全国看護師職能委員長会Ⅰ 病院領域参加
令和3年7月9日(WEB)2021年地区別職能委員長会Ⅰ(中四国ブロック)参加
令和3年10月29日(WEB)2021年地区別職能委員長会Ⅱ(中四国ブロック)参加
令和3年10月29日(WEB)2021年度第2回全国看護師職能委員長会Ⅰ 病院領域参加
令和4年3月3日(WEB)2021年度第2回全国看護師職能委員長会Ⅱ 介護・福祉関係・在宅等領域参加
令和4年3月3日(WEB) -
次世代育成イベント「おぎゃっと」協力
「自宅で感染対策~感染予防8つのポイント~」動画を、「Webおぎゃっと21」に掲載し、子育て世帯の方に新型コロナウイルス感染症対策の知識や対応をわかりやすく情報提供した。