会長挨拶
会長挨拶

会長 庄野 泰乃
ご挨拶
このたび、森恭子会長の後任として、令和7年6月21日の公益社団法人徳島県看護協会通常総会及び理事会において選任され、会長に就任いたしました庄野泰乃です。
このような大役をお引き受けすることになり、身の引き締まる思いがいたします。微力ではございますが、令和7年度新役員体制のもとに、事業の推進に尽力してまいります。前会長同様、会員の皆様のご支援ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
日本は超少子高齢社会に加え、本格的な「人口減少社会」に突入しました。また、今後も気候変動や様々な災害の発生、感染症等との戦いが続きます。このように先行き不透明で将来予測が困難な、いわゆるVUCA(ブーカ)の時代にあっても、私たち看護職は人々の命と暮らしに寄り添い、その人らしく生活することを支援していかなければなりません。
日本看護協会は、「看護の将来ビジョン2040~いのち・くらし・尊厳をまもり支える看護~」を2025年6月に公表し、将来を見据え、看護の進むべき方向、果たすべき役割を明示しました。社会環境が大きく変化する現代において、変化に適応する柔軟性と、変えてはいけない看護の心(根幹)の双方を持ち合わせて、これからの困難な時代を皆様とともに歩んでまいる所存です。
徳島県看護協会は、令和7年度は次の5つの重点事業、①全世代型地域包括ケアシステムにおける看護機能の強化、②看護の質向上のための生涯教育の充実、③看護職確保及び働き続けられる勤務環境の改善、④災害や感染症などの健康危機管理体制の強化、⑤本会の目的を達成するための基盤強化、に取り組んでまいります。
環境が激変する今だからこそ、会長として、常に現場の皆様の声に耳を傾け、現状や課題・ニーズを把握し、課題解決のために皆様とともに取り組む所存です。
徳島県看護協会は、あらゆる活動の場で看護職が誇りとやりがいを持って力を発揮できるように、2040年を見据え、日本看護協会をはじめ行政及び関係機関と連携を図りながら、県民の皆様の健康に寄与して参ります。
今後も会員の皆様の更なるご協力・ご支援を何卒よろしくお願いいたします。