看護師職能委員会の活動
看護師職能委員会の活動
看護師職能委員会は、看護師職能が抱えている問題から、今後取り組むべき課題を整理する課題発見機能と、本会の活動方針や重点事業などを会員に周知し、現場の意見を集約する意見集約機能を有しています。お互いに情報交換を行いながら、質の高い看護が提供できるよう、看護師を支援することを目的として活動しております。
看護の提供は病院内にとどまらず、様々な領域において必要とされています。そして、少子・超高齢化社会が加速する中、今後ますます看護の力が求められています。このような状況の中、本委員会は、看護現場の問題や課題に取り組むため、「病院領域」(領域Ⅰ)と「介護・福祉関係施設・在宅・教育等領域」(領域Ⅱ)の2領域の活動を行っています。
令和5年度活動計画
- 全世代型地域包括ケアにおける看護機能の強化
- 専門性を高める生涯教育の推進
- 様々な場の看護職が働き続けられる勤務環境の改善
- 災害や感染症などの健康危機管理体制の強化
- 本会の目的を達成するための基盤整理
令和4年度活動内容
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看護職の専門性の強化
看護師職能(領域Ⅰ)交流集会・研修会(令和4年9月23日)
「看護師の働き方~健康で元気に働き続けられる働き方改革とは~」- 講師:
- 奥村元子 先生 日本看護協会労働政策部看護労働課
医師や看護師の働き方改革により、働き方が見直されタスクシフト・タスクシェアがすすめられています。しかし、現状は働き手の確保や労働環境の改善について様々な問題を抱えています。今回の研修では、ガイドラインで示されている内容や具体的な勤務シフトについてご紹介いただき、看護職が健康で元気に働き続けられる働き方改革について改めて考える機会になりました。
参加者:会場 16名 オンライン参加 55名
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職能領域を超えた連携とネットワーク強化
支部・三職能合同集会・研修会(令和4年11月23日)
「ハラスメントを生まないコミュニケーション力」- 講師:
- 川道映里 先生 徳島文理大学短期大学商科講師
今回の研修会では、円滑な人間関係の形成や心理的安全性のある職場環境のために良好なコミュニケーションスキルを学ぶ機会を得ました。お互いが相手に不快感を与えることなく、正しい情報を伝えることができるコミュニケーション力を高める方法を、わかりやすく具体的にご教授いただきました。
参加者:会場 22名 オンライン参加 58名
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あらゆる看護領域で働く看護職との連携強化
看護師職能(領域Ⅱ)交流集会・研修会(令和5年2月23日)
「暮らしの中の医療~在宅でできること~」- 講師:
- 笠松哲司 先生 かさまつ在宅クリニック院長
近年コロナ禍による面会制限や、住み慣れた地域で安心して自分らしい生活を送りたいと在宅療養を希望される方が増えています。今回の研修の中では、在宅医療の現状を具体的にお話しいただき、在宅医療が身近になり、患者さん本人が望む暮らしの実現にむけた在宅療養支援について考える機会になりました。
参加者:会場 19名 オンライン参加 39名
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日本看護協会職能委員会との協力・連携
第1回全国看護師職能委員長会参加
看護Ⅰ(病院領域)
看護Ⅱ(介護・福祉関係施設・在宅・教育等領域)
令和 4年 9月8日(WEB)中国・四国地区看護師職能委員長会参加
看護Ⅰ(病院領域)
看護Ⅱ(介護・福祉関係施設・在宅・教育等領域)
令和 4年 10月21日(岡山)第2回全国看護師職能委員長会参加
看護Ⅰ(病院領域)
看護Ⅱ(介護・福祉関係施設・在宅・教育等領域)
令和 5年 3月3日(東京)